🐾 狂犬病予防ワクチンの重要性|井上動物病院
春になると、毎年ニュースなどでも話題になる「狂犬病予防接種」。
日本では長い間発生がありませんが、実は今も世界では命に関わる病気として多くの国で問題になっています。
姫路市にお住まいの飼い主さまにも、改めて知っておいてほしいポイントをお伝えします。
狂犬病とは?
狂犬病は、「狂犬病ウイルス」による感染症で、犬だけでなく人にも感染します(人獣共通感染症)。
感染すると、残念ながら現在の医療でも治療法がなく、ほぼ100%死亡するといわれています。
感染経路:主に感染した動物の咬傷(唾液から感染)
潜伏期間:数週間〜数か月
主な症状:興奮・麻痺・けいれん・呼吸障害など
日本ではもうないのでは?
日本では1957年以降、国内での発生は確認されていません(清浄国)。
しかし、海外ではアジアを中心に今でも発生が続いており、毎年数万人が亡くなっています。
海外から動物が輸入されることもあり、再び侵入するリスクはゼロではありません。
また日本と同じく清浄国であった台湾で、52年ぶりに野生のイタチアナグマから
狂犬病ウイルスが確認された例もあるため、日本でも野生動物に潜んでいる可能性は完全に否定できません。
そのため日本では「狂犬病予防法」により、飼い犬へのワクチン接種が義務づけられています。
狂犬病ワクチンの接種義務(法律による定め)
対象:生後91日以上の犬
内容:年1回の予防接種
登録と注射済票の交付を受ける必要があります
姫路市では、毎年春に集合注射が行われていますが、
動物病院でもいつでも個別に接種が可能です。
猫やその他の動物は?
猫やフェレットなどは法的義務はありません。
海外渡航などで感染リスクのある地域に行く場合は接種が推奨されることもあります。
接種のタイミングと注意点
・初回:生後91日を過ぎたら接種可能
・以後:1年に1回の追加接種
・接種当日は、体調が良いことを確認してからご来院ください
まとめ
狂犬病予防ワクチンは、「もう日本ではない病気だから」ではなく、
「これからも発生させないための予防」として大切なワクチンです。
飼い主さま一人ひとりの予防意識が、地域全体の安心につながります。
井上動物病院では、狂犬病予防接種をはじめ、各種ワクチン・健康相談を行っております。
姫路市で犬の予防接種をお考えの方は、井上動物病院までお気軽にご相談ください。

