フィラリア症は蚊を介して感染する寄生虫の病気で、発症すると命に関わることもあります。
しかし、毎年の予防薬でほぼ100%防ぐことができる病気です。
この記事では、姫路市で犬を飼っている飼い主さん向けに、フィラリア予防を始める時期と注意点を解説します。
フィラリア症とは
フィラリア症(犬糸状虫症)は、蚊に刺されることで犬の体内に寄生虫が入り、心臓や肺の血管に住みつく病気です。
放置すると心不全や呼吸困難を引き起こし、最悪の場合は命を落とすこともあります。
姫路市のフィラリア予防期間
フィラリアの感染は「蚊が出始めてから1か月後〜蚊がいなくなった1か月後まで」が予防期間です。
具体的には
・気温が14℃以上でフィラリアの成熟が活発になります。
・気温が15℃以上で蚊の活動が活発になります。
姫路市では2020年〜2025年の最高気温の平均が、3月〜11月は14°Cを上回っています。
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=63&block_no=47769&year=&month=&day=&view=a2
・姫路市では 4月頃に開始し、12月頃まで継続することが望ましい
・地域によって多少前後するため、動物病院での検査と相談が大切
当院では、春の健康診断と合わせてフィラリア予防をスタートすることをおすすめしています。
予防を始める前の血液検査
予防薬を投与する前には血液検査が必須です。
血液検査の内容はフィラリア抗原検査、顕微鏡検査(ミクロフィラリア検査)になります。
感染している犬に予防薬を投与すると、体内のフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が一気に駆虫されることで、重篤なアレルギー反応が起きる可能性があり危険です。
必ず検査を行ってから投薬を開始しましょう。
予防薬の種類
・チュアブルタイプ(おやつ感覚で与えやすい)
・注射タイプ(1回の注射で1年予防できる)
フィラリアとノミ・マダニを同時に予防できるタイプの予防薬もご用意しています。
また、食物アレルギーをお持ちの子には、アレルゲン(タンパク質)の入っていないお薬もございます。
ライフスタイルやワンちゃんの性格に合わせてご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
フィラリア症は、お薬を飲んでさえすればほぼ防げる病気です。
「うちの子は大丈夫」と思っても、蚊が媒介するため完全に避けることはできません。
毎年のフィラリア予防を徹底していきましょう。
姫路市で犬のフィラリア予防を始めたい方は、井上動物病院へぜひご相談ください。
